クリスマスリースのおはなし

クリスマスリースのおはなし

クリスマスといえば、思いつくものはなんでしょう?
かわいいサンタさんや、たくさんのプレゼント、キラキラのクリスマスツリーに、みんなで囲むクリスマスケーキ。どれも本当に心をときめかせてくれますが、クリスマスリースを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イラストで見かけるクリスマスリースは、緑色のベースに赤いリボンのものが多いですね。ヒイラギの葉っぱや丸いボールの飾りがついているイメージもあります。

もともとは、丸い輪の形をしていることから、始まりがなく終わりがない「永遠」「限りない愛」などを意味するといわれています。

先ほど出てきたヒイラギは、エバーグリーンとも呼ばれる常緑の葉。これは、寒い冬にも耐える生命力を表しています。
ほかにも、たくさんの飾りをつけて豊かさを祈る、また華やかに家のドアを飾ってお客様を歓迎するといった意味もあるようです。

そのようないわれがあるので、欧米では玄関のドアにかけるのが主流のようですが、お部屋の中に飾ってもすてきです。

欧米に比べるとコンパクトな日本のお家でも、クリスマスツリーより場所を取らず、片付けるのも簡単なので、手軽にクリスマス気分を楽しむことができます。

そんなクリスマスリース、近年では本当にたくさんの種類を見かけるようになりました。
形ひとつとっても、オーソドックスな丸い形もあれば、ハート型、星型などいろいろなものを選ぶことができます。色あいはどんなものがお好みですか? 

最初にあげたいきいきとしたグリーンはもちろんのこと、森で拾ってきた木の実で作ったようなナチュラルなものも人気です。とくに色づけをせず、自然のままの松ぼっくりや木の実の色は、優しいあたたかみを伝えてくれます。

それとも、クリスマスらしく赤やゴールドを飾ってみましょうか。

リボンに星、小さなサンタさんやトナカイなど、こども心に戻ってワクワクしてしまうようなデコレーションは、目にするたびにクリスマス気分を高めてくれます。ここぞとばかりに、思いっきりラメやグリッターでキラキラしてみるのもいいかもしれません。

ブルー、ピンク、シルバーなど、好きな色でクリスマスをお祝いするのも本当にすてきです。

たくさん種類がありますから、家族ひとりひとりが選んだとっておきのクリスマスリースを、お部屋の壁に並べて飾ってみるのも、この時期だけの家族写真のようでいいかもしれません。

もちろん、ご自身へのクリスマスプレゼントとして、探し回る時間もとても豊かなものです。

お気に入りをさがす楽しみ、幸せな気持ちになりますね。どうか素敵なクリスマスを。

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